写真左  材料に使用したピンク花
写真右  3日後の状態・・・・花弁からほとんどのピンクの色素が溶出して白の花ビラになっている。


 花には酵母菌が生息しており、生きている花から色素を抽出するにはアルコールなどの有機溶媒を使用する場合が多い。
 ○○菌は酵母菌を休眠させるので・・・花色素を変色させることなく、そのままの色彩の溶液が出来る。 
 ○○菌の安全性が確認されれば、アイスクリーム、ジュース、お酒、ドリンク剤・・・その他多様な用途が考えられる。

 ランのアイスクリーム。 蘭のジュース・・・・などなど。

 耐熱性、保存性・・・など試験中。

 ほとんどの植物花の色素が無造作に作れる。溶液なら・・・。 
 ラン花の開花期間中の限定商品が面白いかもしれない。
カラメル色素 砂糖,ブドウ糖,でん粉加水分解物,糖蜜などを熱処理するか、 酸やアルカリを加えて熱処理して製造。 製造法によりカラメルI,II,III,IVの4種類があります。
クチナシ黄色素
Gardenia yellow
アカネ科のクチナシの果実から抽出。 クロシン,クロセチンが主成分の黄色い色素。 中華めん,栗のかんろ煮,清涼飲料水など。 カロテノイド系 キリシンL-150
クチナシ赤色素 クチナシの果実から抽出したイリドイド配糖体のエステル加水分解物とタンパク質分解物の混合物に,β-グルコシダーゼを添加し,分解して製造。 (イリドイド:キリヤスレッドGR-NL)
クチナシ青色素 クチナシの果実から抽出したイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物に,β-グルコシダーゼを添加し,分解して製造
アナトー色素 ベニノキ科ベニノキの種子の被覆物から抽出。 ビキシン,ノルビキシンが主成分。 ハム,ソーセージ,米菓,たれ類など
アントシアニン色素
パプリカ色素 ナス科のパプリカの果実から油脂または有機溶剤で抽出。 カロチノイド系キサントフィルのカプサンチン,カプソルビンが主成分。 「着色料(カロチノイド)」と表記される場合がある
紅花色素 キク科ベニバナの花から水で抽出。サフラーイエロー類が主成分で、 飲料,漬物,冷菓,キャンディー,菓子などに使用。 (カルコン:カーマサスイエローLK 、カーサマスレッドAP )
紅麹色素
ベニコウジ色素
ベニコウジカビの菌体から抽出して製造されます。 主成分は、モナスコルブリン,アンカフラビンなど。 水産ねり製品,畜産加工品,たれなどに使用。 モナスコイエローMAX 、モナスコレッドAL
フラボノイド色素 ウコン色素(クルクミン)
コチニール色素
カルミン酸色素
サボテンに寄生するカイガラムシ科エンジムシの乾燥体から抽出。 アントラキノン系のカルミン酸が主成分。酸性溶液では橙色、中性溶液で赤色、アルカリ性溶液で赤紫色。 清涼飲料水,冷菓,菓子類,ハム,ソーセージなど
アカキャベツ色素 紫キャベツから得られる天然色素
青色1号 菓子、清涼飲料など 発ガン性 EU諸国で使用禁止
青色2号 和菓子、冷菓など 染色体異常
赤色2号 菓子、清涼飲料など 米で発ガン物質として指定 使用禁止
赤色3号 焼菓子、水産加工物など 独・ポーランド・米で使用禁止
赤色40号 菓子、清涼飲料など アレルギー性 91年アメリカの圧力で認可
赤色102号 漬け物、たらこなど アレルギーなど 米・カナダ・ベルギーで使用禁止
赤色104号 かまぼこ、ソーセージなど 発ガン性 日本以外のほとんどの国で使用禁止
赤色105号 かまぼこ、ソーセージなど 発ガン性 日本以外のほとんどの国で使用禁止
黄色4号 漬け物、練りうに、菓子など じんましんなど 食用色素のなかでも最も使用量が多い
黄色5号 菓子、水産加工物など 発ガン性、ぜんそくアレルゲン
赤色106号 でんぶ、福神漬など 発ガン性、日本以外のほとんどの国で使用禁止
緑色3号 菓子、清涼飲料など 発ガン性、染色体異常、米・EUで使用禁止
○○菌の強い分解能力と酵母菌を不活性化する能力を利用して、
ランの色素を抽出することに成功した。
ランの花の色素のみでなく・・・ほとんどの花の色素を抽出できるようである。

約2,3日で色素抽出が出来る。
有機溶媒を使用しないで・・・無造作に抽出できるので・・・・・ランの色素を用いた多様な製品が作れる可能性を秘めている。

青は宇井 清太のシンビジュームにはないので・・・例えばマメ科植物のチョウマメなどから作れば、
殆どの色は揃うことになる。


安全性については、現在試験実施中である。



これまでの花色からの色素抽出法と根本からことなる新しい色素抽出法である
液体、粉体、乳化剤   還元デキストリン 60%
○○による色素分離抽出試験
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